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執筆者の写真Kawabe Fumi

どんな塗料でどんな色で塗りますか?

今日は奥多摩のほうへ。


峠を越えて行ったら地面が濡れていてなんか凍ってそうで怖くなったのでゆっくり進んで行きました。


突然ですが、住宅には省エネ基準というものがあり、そこには地域によって基準が分けられてるって知ってますか?


1地域から8地域まであり、数字が少ないほうが寒い地域ということで私の住むあきる野をはじめ西多摩地域は5。


多摩から区内にかけて6となってます。


そして、奥多摩だけが4なんです。


この区域ごとに省エネ基準となる数値が違うんです。


ようは数字が小さくなっていくごとに断熱材を厚くしなきゃだめだよってことです。



そういうわけで西に向かうにつれしんしんと寒くなっていきます。


それでも渋滞の心配がないというのがなによりありがたいですね。



話が逸れてしまったのですが、今日は塗装のことを話してみたいと思います。


私、ずっと木に携わってきましたが、塗装もこだわってまいりました。


木を活かすも殺すも塗装の影響は大きいですよね。


また、ものすご~く色にこだわりのあるお客様がいらっしゃって大いに鍛えられました(苦笑)



私自身は自然塗料のオイルで拭き上げるのが一番好きなんですが、いろんな色や塗料の種類によって見せてくれる様々な表情の違いを見るのも好きなんです。


木を塗る塗料には大きく分けて2つあります。


いわゆるペンキと呼ばれる色で塗りつぶしてしまうタイプ。


もう1つが染み込ませて色をつける浸透性のタイプ。


こちらは木目が残るので木の雰囲気を残すことが出来ます。


ペンキ系の塗料はあまり使いたくないんですが、耐候性があります。


しっかり膜を形成して木を守ってくれます。


色とツヤで違いを出します。


ツヤは基本的には好きではなくツヤ消しに走ってしまうのですが、これをあんまりないがしろにしてはダメですよ。


ツヤがあるほど膜が強くなるわけです。


よって、外部に使うようなときは多少ツヤを出すようにします。


テカテカにならないくらいで。。。




一方、浸透性のタイプは木を活かしてあげることができます。


それが故にペンキに比べると耐候性が弱いですよね。


色が濃いほうが耐候性は良くなりますが。


クリア色が一番紫外線に弱いのですぐ木材保護の効果がなくなります。


また、自然塗料のように余分な塗料は拭き取ってしまうタイプでいきますと、白のような色は色がつきにくくなります。


木目によって色ムラも出やすいし、


デメリットは多いですね。。。


でも自然であることの良さは捨てられないですからね。


まめにメンテナンスしてあげることが一番でしょうか。


色ムラなどに関しては水性のステインを使うことによって軽減できます。



今はほんとうにいろんな塗料があります。


特殊な色、塗装の仕方もあります。


ただ、どの塗料にもメリットデメリットがあります。


そこを充分理解した上で選択してくださいね。














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