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サッシのガラスっていろいろあるって知ってましたか?

執筆者の写真: Kawabe FumiKawabe Fumi

おはようございます。


元サッカー選手の中田さんのインタビューをネットで見ました。


はたちの頃の自分にやり残したことは一切ないと言い切ってました。


すげぇなぁと思いつつ、いまからでも、やり残しのない生き方をしたいと決めました。


昨日は打ち合わせ1件と日頃からお世話になってる建材屋さんのところへ。


断熱リノベ等の助成金制度の中のサッシの部分についてわからないところがあったので質問しに。



皆さん、サッシのガラスにもいろいろ種類があるってご存知でしたか?


ガラスの枚数が単板のみから2枚のペアガラスが主流になったというのは大体の方が知ってるかと思います。


これによって大分あったかくなりましたよね。


結露も幾分少なくはなったのではないでしょうか?



ただ、今はガラスの枚数だけでいけば、3重、4重、そして5重なんて化け物のようなサッシもあります。




枚数だけではありません。


Low-Eガラスって聞いたことありますか?


最近は使用が増えてきてますが、ガラスに特殊な金属膜をコーティングしたものをLow-Eガラスと言います。


これはペアガラス以上で使われることになります。


そして室内側で使うか室外側で使うかによって遮熱か断熱の効果があります。




さらにペアガラス以上にはガラスとガラスの間に中空層という空気層ができます。


この中に特殊なガスを封入することにより、さらに断熱効果を上げています。


アルゴンガス、さらに効果がアップするのがクリプトンガスです。


そしてさらにさらにこの中空層の幅を広げると断熱効果が上がります。



なぜこんなに苦心して断熱効果を上げるのか?



家の中で熱の出入りの半分がこの窓からだからです。


夏の暑さも冬の寒さもみんなこの窓を介して行われることが多いからなんです。



こうしてガラスに関しての進化はめざましいものがありますよね。




一方でなかなか進んでない分野もあります。


サッシの基材ともいうべき枠です。


最近は樹脂でできたものがかなり増えてきましたが、まだまだ主流はアルミです。


どんなにガラスの性能を向上させても基盤となる枠が熱を伝えやすいアルミだと断熱効果は上がらないんです。


結露も止まらないんです。


実は先進国の中でアルミを主要な材料として使ってる国は日本だけだそうです。


これはやはり木であったり樹脂といった、より熱を伝えにくいものに変えていくことが必要です。



こうしてサッシ1カ所を決めるにもいろいろ選択肢があるってことなんです。


部屋の用途、窓の大きさ、方位などと併せてそれぞれに適したサッシを選んでくださいね。



 
 
 

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