おはようございます。
今日はベランダのお話を。
ベランダとバルコニーの違いって知ってますか?
この違い、私もあいまいでした(苦笑)
さらには、ルーフバルコニー、テラスなど似たような言葉がある。
大まかに、2階以上で屋根が上にあるとベランダ。
屋根がないとバルコニー。
部屋の上にあるとルーフバルコニー。
1階にあるのはテラスなんだそうです。
いろいろなタイプのベランダがあるので明確に分けることもできないし、分ける意味もないのですが。
私が今日話したいのは2階以上のこのベランダとバルコニーについて。
これらはほぼどの家にも当たり前のようについてます。
たいがい1mほどの出幅で物干し場としての役割が主。
くつろげる場所とはちょっと違う気がしますよね。
そもそも洗濯物をわざわざ2階まで持って上がって干すのって大変じゃないですか?
雨漏りの原因の1,2位を争う場所でもあるのですが、そこまでリスクをしょって作る必要あるのかな?って思うのです。
立上がりの壁の笠木あたりから水が浸入して下地の木を腐らせてしまう。
それは時として1階の天井やかべにも影響を及ぼしてしまいます。
ベランダの防水機能を担っているFRPは永久的なものではありません。
15年ほど経てば塗り直しなどのメンテナンスが必要になります。
もちろん悪いことばかりではないですよ。
ベランダの上につく屋根や庇は夏の日射遮蔽にとても有効です。
夜中などにボーッとするには良い場所です(笑)
こうしてベランダの+-を挙げていくと必ずしも必要なものではないと感じられるでしょう。
外廻りは凸凹がない方が防水的にも、メンテナンス的にも有効で、そしてイニシャルコスト(家を建てる時最初にかかるコスト)も下げられます。
ベランダを設ける際の損得をちょっと知ってもらえたらいいなと思います。
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