今日は風があって肌寒いですね。
確実に春は近づいていますが。。。
先日、今施工している現場の真正面の家で瓦屋根の修繕工事をやってました。
5~6人いたでしょうか。
賑やかにやってましたが。。。
今日は訪問販売のリフォームには気をつけてくださいね、というお話。
朝から下屋の瓦をはがし始めてました。
人海戦術であっという間に平らな面は外し終えてました。
屋根の葺きなおしかな?なんて思いながら私は用事があって現場を離れました。
数時間後、現場に戻ると、なんと瓦が元に戻ってる!?
あれ?直す場所間違えたの?
そうとしか説明しようがない行動。
怪しいとは夢に思ってなかったのですが、大丈夫か、この人たち??
と思ったことは事実。
それからまた数時間後、近所でこの瓦屋さんがちょっと怪しいと噂が立っていることが判明。
合点がいきました。
その日は2階の屋根をちょこっといじってただけ。
2日目は隅や棟の瓦の継ぎ目になにやらマスキングしてる様子。
いよいよ怪しいです(苦笑)
近所の方々も心配して交番のおまわりさんにも様子を見てもらったようですが契約書をしっかり交わしているのでなにか口出しすることはできないそうです。
お施主さんも騙されているのを認めたくないのか意地を張ってそのままでいるようです。
私たちも何も出来ません。
間違いないでしょうが。。。
こんなにもっともらしく見せて詐欺のような工事?をして帰るのを初めて見ました。
屋根の工事は目の前で見ることができないので何をしてるのかわからない部分がありますよね。
それを逆手にとって騙すようなことがあってはいけません。
お客様が満足しているといわれればそれまでなんですが、同じ建築に携わる人間として何かできることはなかったのか変なモヤモヤと後悔ばかりが残ってしまいました。
訪問販売の全てが間違ってると言うつもりはありません。
ちゃんと誠意をもって仕事されてる会社さんもいっぱいあると思います。
ただ、オレオレ詐欺もそうですがその場で判断してはダメですよ。
その家を建ててくれた工務店や不動産屋さん、知人、そして家族に一旦持ち帰って相談しましょう。
焦らせたり、脅かして不安をあおったり、契約を急がせたりするのは怪しいですよね。
私が修繕で意識しているのは5年、10年先と長いスパンでその家の将来を見据えた提案ができているかということ。
長いスパンでこの家、お客様とお付き合いする覚悟が見えるかが第一条件ではないでしょうか?
そこに愛はあるのか?
ということです。
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