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執筆者の写真Kawabe Fumi

リフォーム=壁こわし??

ビフォア


アフター



おはようございます。


今日もコロナに翻弄されずに元気にいってみましょう!


さて、突然ですが、


リフォームやリノベーションをやろうと考えた際、どんなことをしたいと思いますか?



その候補に、


壁を取り払って部屋を広くしたい。


壁の位置を変えて今までとは違った間取りにしたい。


というものがあるでしょう。


これらの共通点は’壁を壊す”ということです。


実はこれ、どこでも出来るわけではないんです。


そして図面を見ても判断出来ないことも多いんです。


まず構造体、工法によって違います。


基本的に構造体という建物を支えるためにある壁は壊すことができません。


コンクリートでできたマンションなど、やはりコンクリートでできた壁は壊せません。


ブロックでできた壁や間仕切りだけのために木でつくられた壁は解体可能です。

(ブロックで出来た壁は鉄筋もしっかり入ってるしいろんな絡みがあり解体撤去にコストがかなりかかります)


壁をとんとんとノックしてみれば木構造かコンクリートかの違いはわかるかと思います。


鉄骨造も同様です。


鉄骨の構造体がある壁は外せません。


実は木構造も簡単にはいきません。


2×4工法の場合は基本的にはほとんどの壁が壊せません。


開口するのですら厳しいです。


それは壁全体で建物を支えているからです。


一番融通が利きやすいのが在来工法になります。


壁を壊し、中間にある柱を外すのですが、柱は上からの加重を受けているので代わりに梁を重ねることによって外すことが可能です。


しかしこれも様々な条件をクリアした上でできることです。

(細かくなりすぎるので今回は書きませんが)


これらは梁等の設置状況を直接見ないと判断できません。


もちろん木構造を熟知した人の判断を仰がねばなりません。


構造をいじることになるので。


いずれにしても図面をしっかり見て、検証してという手順を踏んで初めて壁が壊せるという段階にたどり着けるのです。


また、これに付随して天井もなんらかの処理が必要になってくることも把握しておきましょう。


従って思い通りの間取りに出来ないこともあるよということも充分理解した上でまずは熟知した人に検証してもらうのが第一歩になるのではないでしょうか?







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