おはようございます。
今朝は少し寒さが緩みました。
ちょっとホッとしたりしますね。
昨日、私の机の前にある窓のカーテンをジャストフィットするものを買ってきて取付けました。
取付けて1時間もしないうちに効果を実感しました。
あったかいです!
窓から入る冷気が半端ないこと、
窓を断熱すれば飛躍的に温かくなることが改めて実証できました。
ただ、カーテンの場合だとずっと閉めておかなければ効果はないですし、
日の光、暖かさを獲得できず、窓がある必要がなくなってしまいます。
やはり、窓を断熱したいですね。
断熱の話が続いていますが、天井にしろ、床にしろ、壁にしろ、暖かさを獲得したければ
隙間なく断熱でおうちを包んでくださいね!
ということです。(もちろん夏の暑さを和らげるというもう一つの大きな役割もありますよ)
今日は壁のことをちらっと。。。
壁の断熱というと壁の内側に詰めし込まれた、
ポリの袋状のモノにつつまれた綿の塊みたいなものってイメージでしょうか?
これを内断熱といいます。
外部に接する駆体の中にグラスウールや羊毛、セルロースファイバーなどマット状のものを(種類はいろいろ)充填する方法。
吹き付けるなんてやり方もあります。
外部に対して隙間をつくらないように入れることが大事です。
さらに駆体の壁に気密シートを隙間なく張り巡らせることによって断熱効果を上げます。
日本の家の7~8割くらいはこの施工方法。
ただし。。。
1,熱橋(外部に接する部分で断熱材ではない部分(柱などの木部))があり断熱が弱くなる。
2,壁内結露が起こりうるといったリスクがあります。
これら2つのリスクをカバーしてくれるのが外断熱。
外部に接する駆体の外側に断熱材(発泡スチロール系が多い)で家を包み込むように貼るというもの。
隙間なく施工するのもやりやすい方法です。
さらに、この内外を合わせた付加断熱という方法もこれから増えていきます。
今年の4月から新築時、建物の省エネ性能を説明する義務という法律が始まります。
省エネ基準という’この地域ではこのくらいのレベルの断熱をしてくださいね”というものがありまして
これをクリアしてるかどうかを説明しなければならないのです。(そもそもはクリアが義務になるはずだったんですが。。。)
ただこの省エネ基準がそんなでもないというか、これまでよりはいいですが最低ラインといった感じなんですね。
北海道、東北を始めとして断熱気密に真剣に取り組んでおられる方々は省エネ基準にとらわれずに高い基準で施工されてます。
この高い基準に合わせるためにはこの付加断熱が必須となってきます。
断熱層が厚いのですから当然性能は上がります。
全館空調なども可能ですのでエアコンの台数、使用量が減り本当の意味での省エネを実現できます。
新築、リフォーム、いずれにしても省エネを実感できる工事にしたいものですよね。
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