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執筆者の写真Kawabe Fumi

外壁のおさまりは慎重に

奥多摩中古住宅の断熱リノベーション




おはようございます。


今週から西側道路脇の1階の外壁に取りかかってます。


ほぼ見えない場所なんですがファサードラタン(すのこ板張り)で仕上げます。


複雑な納まりのおかげで雨漏りしてたところでもあるんですが、現状では全面改修ができないので状況を常に確認でき、なにか問題があった場合でも簡単に対応できるのが採用理由です。



複雑な納まりとは何か?


と言いますと外壁がですね、2階道路脇は全体と同じモルタルにリシン吹き。


そしてなぜか1階のこの面だけ杉板の南京張り。


さらに1階と2階との間に道路からの土間スラブがささってるという無茶ぶり。


雨漏りもしますわ(苦笑)


(2階と1階で外壁仕上げが違うことはよくありますが、この継ぎ目部分がキモになります。


定期的によく確認しましょう)


特にここの2階の入口にシャッターがありまして、このレールの部分からの水の浸入がひどいですね。


柱桁にも被害が出てます。


補強をしつつ、全面構造用合板を張って強度も上げていきます。


この辺りの被害は壊してみないとわからないところで中古住宅の選択の難しさでもあります。


中古住宅を買ってリノベーションを考えてらっしゃる方は自分たちだけで判断せずプロの目を利用してくださいね。



とにかくここは風が抜けるし日が当たらないので恐ろしく寒い(泣)


勇気をもって飛び出していきます。


早く終わるようがんばります!





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