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執筆者の写真Kawabe Fumi

外部に木を使うのは良くないって思ってませんか?実はそうではないんですよ。




今日も外の作業が苦にならない暖かさ。


ありがたいことです。


今日から1週間ほど遠征。


週末で車が少なくて助かりました。


先日もお話ししましたベランダデッキの補修工事です。



思ったよりはかどり今日のノルマを完了。


お客様とお話していたところ、ベランダに出してある木のテーブルがかなり腐ってしまいどうしたものかと相談されました。


傷み具合が進んでしまい補修の域は越えてしまったかなぁといった感じ。


ウッドデッキもそうなんですが雨ざらしはやはり寿命が短くなります。


直接雨がかからない屋根的なものがあると全然違ってくるのですが。。。


外部での木は垂直方向に使う分には割と長持ちするんですが水平方向に使うと厳しくなりますね。


毎年のように塗装すれば保ちは良くなりますが。


とにかく水を留まらせない、木の中に染み込ませない。


これにつきますね。


木を外部にもぜひ使ってもらいたいのですが、メンテナンス等上手くつきあっていかなければなりません。


今回のテーブルには木である必要性を感じないということなので、補修や新規での製作はお勧めしませんでした。


あと気をつけたいのが樹種。


外に向いてる木とそうでない木があるので気をつけましょう。


レッドシダー(米杉)、ハードウッドと呼ばれる硬くて重い木は外部使用に向いてます。


ひのき、杉などの和材もいいですね。


一方で2バイ材(SPF)は外には向いてません。


木の節も注意したいところ。


死に節といってぼろぼろになっていて穴が開いてしまいそうな節が多いとやはり水には弱いですね。


厚い板、太い木に比べて薄い板はやはり弱い。



こうして木の気をつけなければならない点はたくさんあるのですが、適材適所上手く使えば長持ちするんです。


全国どこにでもある神社。


ほとんど木ですよね。


いい材料を使ってるということもありますが、屋根の軒が長く直接雨がかからない工夫が施されてますよね。


ちゃんと定石に則って使えば他のどんな材料よりも長持ちするんです。


究極は法隆寺になりますが。。。


木は決して弱いわけではないということを知りましょう。



先ほどの地震、けっこう大きくて長い時間揺れてましたよね。


大事にならないことを祈るばかりです。



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