昨日は以前新築したお宅のメンテナンスに伺いました。
きれいに住まわれていらっしゃるので作った者としてはありがたいきもちでいっぱいです。
一カ所気になるところがあったのですが、和室の折り上げ天井の部分。
床柱の頭脇からひび割れが入ってます。
白い部分は左官さんに珪藻土を塗ってもらってます。
原因はほぼ間違いなく床柱が動いたからだと思います。
木造住宅の場合は木がやせたり動いたりということは避けて通ることは出来ません。
特に無垢の床柱の先端なので背割れが広がったりしやすいと思われます。
その木の動きは壁に影響を及ぼすことになりひび割れとなって出てくるのです。
ただあまりにも大きいひび割れが見つかった場合は別の構造的問題の可能性があるので工務店さんに確認してもらった方がいいですね。
今回のひび割れはそこまで大きくはないのでもうしばらく様子を見させてもらうことにしました。
床柱の動きが落ち着いたところで補修させてもらおうと思います。
大掃除も落ち着いたかとは思いますが、1年に一回くらいは内外共に壁のひび割れチェックをしましょう。
外壁ではサイディングの場合はつなぎ目のコーキングが切れてないか、硬くなってないか。
塗り壁の場合はサッシの角からななめにひび割れが走ることがよく見受けられます。
この部分が影響受けやすいようで構造的な問題はないと思いますがひび割れの大きさによっては相談されたら良いかと思います。
一番よく確認したら良いかと思う場所が基礎。
おうちを支える重要な部分。
地盤の問題があるかもしれないので気にしておきましょう。
様々な要因でちょっとしたことでもひび割れは発生します。
神経質になりすぎてもいけませんが隙間が大きくなっていくようでしたらプロにご相談されたほうがいいとおもいます。
大事なことは定期的に確認して位置や大きさを把握しておくこと。
大掃除終了後、もう一度家の周りをぐるっと廻ってみましょう!
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