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執筆者の写真Kawabe Fumi

居心地のイイ家に住むには壁をふかす




おはようございます。


昨日は天気は良かったのですが、風が強かったですね。


おかげで花粉症は絶好調です(泣)


奥多摩の山々はうっすら黄色付き、気分はブルーです。



一方でお風呂工事の方は順調です。


配管工事の仕上げと換気ダクトの工事が終わり、私が最後にドア枠周りと断熱材を充填して準備完了です。


月曜日のユニットバス組立てを待つばかりです。



さて、今回は在来お風呂からユニットバスへの交換工事になるのですが、


配管の状況から過去にいじってる形跡があります。


そのため複雑な配管状況をつくってしまってます。


断熱材が非常に入れにくく、断熱の連続性を保つのがとても困難でした。


ユニットバスのスペースを確保しなければならないので設備屋さんには苦心して配管してもらうのですが、同様なことが電気屋さんの配線にも起こります。


ユニットバスへの交換では現実的に難しいのですが、他の場所、もちろん新築では、



これらを解消するには壁全体をふかすということをします。



薄いパイプスペースを家全体の壁に設けるといった感じでしょうか。


これにより断熱材を入れる効率、配管、配線の施工効率が上がり断熱気密性能は格段に向上します。


ただし、デメリットも。。。


お気づきかとは思いますが、壁をふかすということは数センチずつですが、部屋が狭くなります。


そしてふかすための材料、手間が増えます。


尺モジュールが一般的ですがメーターモジュールを採用することにより、おおよそ尺モジュールのスペースが確保出来るという方法もあります(この変更自体でコストがかかりますので確認してくださいね)


いずれにしても壁全体をふかすというやり方は無理のない施工になりますので家のためにとてもいいです。


断熱気密性能を上げて快適で居心地の良い家をつくるため一手間増やすことをためらわずにすすめてほしいですね。

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