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執筆者の写真Kawabe Fumi

断熱改修工事のやり方

おはようございます。


この連休は図面その他でPCの前に張り付いてます。。。


コロナの影響で断熱リノベを始めとした助成金制度が国の補正予算で急遽通り、


進行中の改修工事案件に採用することになり、各書類に対応するためてんやわんやなのです(苦笑)


東京都の助成金制度も似ているのですが、けっこう条件が多くて、厳しくて、わかりづらい。


そんな愚痴を言っててもしかたないんですが、


断熱気密の基本である隙間なく家を包むということが条件の柱になっているのです。


家全体をリフォームできれば問題ないんですが、そこまではできない。


そこでリフォームやる部屋やらない部屋を区画分けします。


やる部屋を一筆書きで回せるように区画するのです。


区画した部分はしっかり断熱をやってくださいというのがこの助成金制度のベースなんです。


なんちゃってなところもありますが、今日は割愛します。


ただ、この考え方はこれから断熱改修工事を考えていらっしゃる方には重要な施工方法として理解してもらえたらなと思います。


断熱気密をリフォームで行うのはそもそもハードルが高いのです。


全部スケルトンにしてしまえば悩むことも少ないんですが、

それはコストもかかれば、建物の構造としても施工が困難な場合もあります。


断熱改修は基本見えなくなってしまう工事です。


その割にコストはかかる。


大事だとはわかっていながらお金をかけるのに二の足を踏んでしまうというのも人の心情ですよね。


そんな時に有効な手段として断熱の区画化です。


滞在時間の長い部屋を中心に区画してそのエリアだけはしっかり断熱気密してすっぽり包みましょうという工事です。


できるだけヒートショックの原因となる温度差が出にくい動線がとれるように区画できるといいと思います。


できるところから始めて順次エリアを増やしていくのもいいと思います。


まずは窓からでしょうか。


熱が奪われるのも入ってくるのもこの窓からが多いですからね。


二重窓が手っ取り早い方法。


解体がほとんどないのがなによりいいと思います。


まずは始めてみましょう!


中途半端な断熱はもったいないことになりますが、しっかり断熱ができればその費用はいずれ暖房費の減少という形で返ってきます。


省エネが叫ばれる昨今、暖房費にお金をかけず、断熱にそれを向けてみませんか?


ストレスのない生活プラス省エネになるなら充分価値があると思います。



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