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1-③無垢の床材はどれを選べばいいのでしょうか?

カテゴリー, 自然素材の中で暮らす/無垢材のフローリング



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今日は、無垢の床材(フローリング材)の特徴と選ぶときのポイントをお伝えします。


実は、無垢の床材の種類はたくさんあります。


パインやチーク、ヒノキといった材種に始まって、節のあるなし、一枚の板の幅など多種多様な商品があります。


そういった木材の表情は、家の中の雰囲気を大きく決定づけてしまう存在感があります。さらに、視覚から入る存在感プラス、足ざわりをポイントのひとつにいれてもらいたいです。


これらから自然の豊かさを感じることができるからです。



ここから無垢の床板を選ぶときのポイントを3つお伝えしますので、違いをトータルに理解していただけたらと思います。


木の柔らかさ  

樹種によって、 硬さが異なります。

柔らかい木は足ざわりがソフトで、優しさ、暖かみを感じることができるでしょう。その反面、傷はつきやすいので、大らかな気持ちで受け入れる気持ちが必要になります。柔らかい木の代表は、杉やヒノキ、パインなど。



一方、硬い木は、重厚感があって品のある雰囲気を出します。

硬い木の代表としてナラやタモ、ウォルナットなどが挙げられます。


節の有無

    節とは、木材の表面にある茶色の模様のようなものです。幹に巻き込まれた枝の一部で、木          ごとに違います。節のあるなしで、表情の違いがわかりやすいですよね。

    節がない無目と呼ばれる木の床板は、すっきりしています。

上品にも感じられるでしょう。

木目が波打たずスーッとまっすぐ通っているので狂いにくく、割れも起こりにくい

   傾向にあります。

一方で、節がある板は、木の存在感がそのまま出ますね。

節があるごとに木の性質が変わってしまうので、狂いやすくなります。

堅木であるほど狂いが出ると大きく変化してしまうので、堅木の床材は無節のものを使う傾                

   向があります。

このような理由から、節がある床材のほうが価格が安く、コストを抑えられます。


一枚の幅、つなぎ目の有無

フローリング材の一枚の成型の仕方で、違いがあります。

9センチくらいの板幅が一般的だと思いますが、床暖対応の床板などは7.5センチくらいと狭     

   く、逆にスケールを大きくみせる14センチくらいの幅広いものもあります。

   幅が狭いと狂いが少ないという良さがあります(それ故に床暖用の床材は幅が狭い)。

   幅が広い板は希少な材料となるので、高価になります。

   

   また、長さ方向に一枚板のものもあれば、短い板を何枚か継ぎ足してるものもありま

   す。


3つのポイントをお伝えしましたが、ご自身の好みや予算に合わせて、選んでください。



最後に、床材を選ばれたあとは塗装にも意識を向けてください。


水回り以外は、自然塗料のオイル塗装がお勧めです。

オイル塗装は、塗料が木材に染み込み、被膜をつくることで汚れや水の染み込みを防ぐ塗装です。防水の効果は強くないのですが、木材の足ざわりや暖かさを損ないません。

塗装に自然素材を使うと、床暖を入れたわけでもないのにじんわりと暖かさを感じることができます。


一方、樹脂の塗膜でコーティングしてしまうウレタン塗装などは、表面を完全に覆ってしまうので、足ざわりが冷たく感じられます。

これは合板のフローリングと同じ仕上がりになってしまい、無垢の床材にはもったいないです。

   


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