カテゴリー 日常の中で感じたこと
木の家・自然な家で、あなたの暮らしを楽しみませんか?
東京・多摩エリアの「つくり家工務店」です。
現在入ってるリノベ現場は90を超えるお爺さんが在宅している中での作業。
90を優に超えているのに元気なんです。
「今度呑みに行こう!」なんて誘ってくれるくらいで歩いてどこへでもいけるみたいです。
そんな元気なお爺さんでも作業の機械が回って出る騒音が続くとつらいかと思います。
いかにストレスを与えずに上手く段どりを組んで、できるだけ短い期間で終わらせるのかは重要なこと。
しかし、今回はいろいろなことが重なり、工期が長引いてしまい、ご迷惑をお掛けしてしまいました。
今回の現場では2つほど問題点が露呈しました。
一つ目が部屋の片付け問題。
在宅での作業は、住人の方の生活にできるだけ支障がないように努めなければなりません。
それを担保するため、
全リノベの場合、部屋ごととか、フロアごとに区画して、それぞれを仕上げまでやってけりをつけてから次の区画へ移っていきます。
荷物を移動しては作業し、終わったら戻して次の部屋のものを移動。
いっぺんにまとめて施工できないのでそれぞれの職人さんの作業にムダがでてしまい、時間やコストが余計にかかってしまいます。
ここに、移動するもの、処分するものが大量になってしまうとなかなか仕事がはかどらなくなってしまいます。
今回は介護士さんが部屋の荷物の移動などを担ってくれたのでとても助かりました。
多少の家具の移動ぐらいならば、わたしたちでささっと済ませてしまうのですが、それ以上の片付けが加わるようだと、お客様に負担してもらうことになります。
お客様の方で対応しきれない場合の手だてというものは今後検討しておかなければなりません。
もう一つの問題点が、人手不足。
私自身も基本一人で動いているので仕事量が限られてしまいます。
これまでは、一人でこなせる仕事量だったと思いますが、年々増えているので、そろそろ助けてくれる人がほしいと思ってます。
同様なことが各業者にも言えるわけでして。
ウチでお願いしてる職人さんたちは基本、優秀な人たちばかりです。
必然的に他でも人気者なのです。
ウチのやり方を理解し、各職人との連携もバッチリなメンバーなので、替えの利かないひとたちでもあるのです。
繫忙期が重なると、すぐに対応してもらえなくなることがあります。
できるだけ段取りよく回せるように努力しているのですが、所々で上手くいかないことも出てきます。
建設業界の人手不足は今、かなり深刻です。
しかし、指をくわえて待ってるわけにもいきません。
何か、策を講じなければいけません。
彼らと話し合い、これからの働き方を検討していこうと思います。
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