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執筆者の写真Kawabe Fumi

5/31 スーパー大工への道はまだまだ遠い

カテゴリー 日常の中で感じたこと


木の家・自然な家で、あなたの暮らしを楽しみませんか?

東京・多摩エリアの「つくり家工務店」です。








今日は去年の秋にお世話になった断熱リフォームのお宅へ。


一部屋だけでしたが、できる限りの断熱、気密を施工しました。


この冬は思いのほか暖かく過ごすことができ、本当にやってよかったという声をいただきました。


断熱は実感してもらわないと、残念なところもあるので、ひとまず安心。



今日のテーマは大工を極めるのは簡単ではないということ。




今日は、30センチ角の小さい床下点検口を標準的な60センチ角のものに替えるという作業。


シロアリ駆除業者に床下の防蟻処理をやってもらうためです。


そもそも何で最初にそんなちいさいサイズの点検口をつけたのか?


元々、書庫だったので床下の強度を増すために、大引と呼ばれる土台が、通常の90センチ間隔より狭い45センチ間隔で入っていたのです。


大引という材料は切ったりすることはできないので点検口も小さいサイズになってしまったのでした。


駆除も点検口に頭を突っ込みながらやってもらえれば、4畳ぐらいのスペースなのでなんとかならないかという目論見だったのですが、甘かったです。




試行錯誤しながら、改造、そして最低限の使用を可能にしつつ、なんとか点検口を収めることができました。


大引間隔方向の開口部は変えられないのですが、もう一方は60センチになったので潜れるでしょう。



当初、私がここまで気を配れていたら交換ということにはなっていなかった。


臨機応変さが足りなかった。


大工としていい感じでできてると思ってましたが、まだまだだなぁと痛感しました。


すぐにムリとならないで、あきらめないで考える。


リフォームには一番大事な素養ですね。


また貴重な経験をさせてもらいました。



こちらのお宅では来月にはまた、トイレの断熱改修が待っています。


そのときには一つでも多く工夫ができるといいなぁと思ってます。


困難は、ないに越したことはないのですが。


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