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  • 執筆者の写真Kawabe Fumi

6/10 キッチンの決め方

更新日:6月12日

カテゴリー 日常の中で感じたこと


木の家・自然な家で、あなたの暮らしを楽しみませんか?

東京・多摩エリアの「つくり家工務店」です。




今日からキッチン解体です。


わたしの苦手なGが大量に出てきたりして、頭がクラクラしそうでしたが、なんとか撤去できました。


明日には設備屋さんによる給水等の配管移動、ガス屋さんによる配管移動、電気屋さんによる配線と続いていきます。


壁の施工と合わせてタイミングよく段取りしていかなければなりません。


配管等を壁や床のどこから出すかといった位置決めはキッチンの配置やシンク、水栓、コンロ、レンジフードなど個別に決めた上でそれぞれの図面から落とし込まなければなりません。


家の施工の中では、小さい部分ですが、凝縮されたものがここに集約されています。


同じキッチンが一つとしてないのがおもしろいところでしょうか。


わが社では、オーダーで決めていくのですが、今日はどんな順番、内容ですすめていくか、お話してみたいと思います。



①型


リフォームで交換の場合は同じ形になってしまうことが多いですが、設備その他のリフォーム内容によっては変わることもあります。


I型、対面型、ペニンシュラなど。



②素材


これによって雰囲気がある程度決まってしまいます。


カウンターを何にするか?(木、ステンレス、人工大理石、タイル他)


扉等の面材。



③収納部の形状


最近は全て引き出しというのが多いですが、開き戸、オープンというふうに見た目やコストに応じて変えることができます。


シンクの下をオープンにしてゴミ箱等を中に置けるようにすることもできます。


④設備の選択


コンロをIHかガスかを選びます。


食洗器やオーブンの有無やコンロのグリルの有無も選ぶことができます。


シンクも大きさ、材質、オーバータイプ、アンダータイプと様々。


シンクの幅はワークスペースの幅次第で判断することになります。


水栓はシャワー付き、浄水付き、最近ではタッチレスもありますね。


ここで結構価格差が出る印象ですね。



⑤吊戸棚の有無


有りの場合は、長さ、扉の数、手元灯の配置方法などを決めます。


手で引き下げるタイプの吊戸棚も選べます。


無しの場合はオープンな棚を設置したりも考えられます。



⑥レンジフードの選択


シロッコファンが主流です。


洗いやすいタイプ、自動で洗ってくれるタイプなど様々な品揃えです。


高気密高断熱の家では同時給排タイプをお勧めします。



⑦パーツ等の選択


扉の把手や丁番の種類を選びます。


包丁差しやスライドラックなどもここで選びます。



⑧周辺壁の選択、コンセントの有無、配置位置


一般的には壁にはキッチンパネルを使うことが多いです。


最近はマグネット付のパネルを選ばれる方も増えています。


もちろんタイルもあります。



⑨カップボード等のご相談


使えるスペースによって様々な形で提案、ご相談します。


タイルなどを活かしていろいろなデザインで製作できます。


⑩周辺の床


キッチン周りの床を変えるということもよくあります。


濡れたり、油が飛んだりするのでタイルなどもありですね。






こんな感じで決めていきます。


ここに、暮らし方や好み、趣味などをおりまぜながら、どんな形が合うか、ご相談させてもらってます。


なんだかんだで半日ぐらいあっという間に過ぎてしまいます。


いずれにしても、奥様が家の中で一番長い時間滞在している場所であることが多いと思います。


目いっぱいこだわって、納得のいくように。


そして、型にはまらない、オンリーワンをつくってほしいですね。


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