カテゴリー 日常の中で感じたこと
木の家・自然な家で、あなたの暮らしを楽しみませんか?
東京・多摩エリアの「つくり家工務店」です。
今日は、電気屋さんに来てもらいました。
リフォームでの電気配線は、移動、新規問わず、頭からアイデアを振り絞るセンスが必要になってきます。
今回も電気屋さんのおかげで、キッチン周りの配線をスッキリ仕上げてもらいました。
これで心置きなく仕上げに入っていけます。
私も電気工事についてはそこまでくわしくはないんですが、リフォーム工事での考え方をお伝えしたいと思います。
最近では、家電等、電気を動力とするものが増えていますよね。
リフォームでも「コンセントを増やしてください」という要望が多いです。
ただし、やみくもに増やすことはできないんです。
一つのブレーカーに対する許容量が15A、1500Wぐらいだからです。
これを超えると、ブレーカーが落ちるということになります。
だから、その部屋でどんな電気機器を使うか予想することが重要です。
たとえば、電気ポット(1250W)と炊飯器(650W)を同時に使うと落ちてしまうのです。
許容量を超えるようならば、ブレーカーを増やすことになります。
また、エアコンや冷蔵庫、IHなどは単独ブレーカーでの使用になります。
ブレーカーを増やすと、今度は、分電盤に入りきれなくなる問題が出てきます。
単独で置くこともできますが、一般的には分電盤交換となります。
照明については、ほとんどLEDに代わってきているので容量的な心配はないと思うのですが(ダウンライトの数は数える必要が…)スイッチの有無がポイントになってきます。
築年数が古い家は、割とひもで引っ張るタイプがついてることが多いです。
スイッチを別につけてくれてればいいのですが、ないところもあります。
そうすると、リモコン付きの器具にするか、壁等を壊してスイッチをつけるかということになります。
配線が露出だらけは見た目にもあまりお勧めできないので、リフォームで天井や壁を壊す部分があるならば、電気のリフォームもお勧めします。
10年経てば、ライフスタイルも変わります。
10年前はベストな使い勝手だったのが、現在は使いにくいことがあります。
ムリして使うと、火事になる恐れがあるので、線に負担がかかることになるので避けてくださいね。
たとえば、タコ足配線など。
いずれにしても、定期的に家の中をアップデートさせていくことは、安全安心を得るためにも必要です。
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