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執筆者の写真Kawabe Fumi

6/8 あいさつしやすい家になってますか?

カテゴリー日常の中で感じたこと


木の家・自然な家で、あなたの暮らしを楽しみませんか?

東京・多摩エリアの「つくり家工務店」です。





今日は塗装をもう一回やってほぼ完成。


来週から取付に現場に入ります。



最近ネットで見た記事なのですが、「あいさつは無くてもいいのではないか?」という若者の話が出てました。


皆さんはどう思いますか?


私は必要だと思う派です。



今日のテーマはあいさつはなぜするんだろう?


提言する人たちも、全てをなくせと主張してるわけではないのですが、形式だけの相手や機会は意味がない、気持ちが入ってなければ必要ないというわけです。


さらに強要されるのはおかしいというわけです。


あるなしというよりは、シチュエーションによるのかなぁとは思うので、なくてもいいよね、と思うことはあるし、無意識のうちにするしないの選択をしてる部分はあります。


ただ、主張している人の感覚は、いつでもどこでも極力したくない感じでした。


ネット社会の弊害なのかもしれませんが、人と人が直接関わるのが苦手な人が増えているからなのでは思いました。


人は人と関わっていくしかないのに怖いなぁと思います。


たしかに、私も人と直接会うのを避ける場合もゼロではないなと感じます。


同じ条件ならば、会って話す<電話<メールの順で選択しがちです。


いろんなバイアスがかからない順と言ってもいいかもしれません。


もちろん重要度に応じて変わるのですが。


人はどうしても楽な方へと流されやすいのでストレスがかからないものを選んでしまいます。


そこは仕方ないとは思うのですが、人と直接接することへのハードルが高くなってしまっているのではないかという懸念があります。


人と会わなくなる、話さなくなる。


これらが続くと、いざ、そうしてみようとすると、億劫になったり、ある意味勇気が必要になったりしますよね。


だから、慣れるしかないのかもしれません。


我が家でも、あいさつは意識的にやるように心がけています。


ムダとか、損得勘定で考えたら必要ないのかもしれません。


しかし、人と人の関係を良好にしたり新たな関係を構築するためのきっかけにもなり得るのがあいさつです。


あいさつとは、そもそも、「私は敵ではないですよ」と相手に表明するためのものだったようです。


昔からある人間の文化なのです。


犬でもそれに近いことはしてる気がします。


四の五の言わずにやれー!と思うのですが、乱暴でしょうか?



プラス、我々建築業界の人間としてはあいさつしやすい環境、間取りを意識しなければなりません。


外から帰ってきて、行きやすい動線、みんなが集まりやすいリビングになっているのか?


居座りたくなるようなリビング他空間はあるのか?


機能性だけでなく、感覚を意識して、あるいは無意識にも、心を養っていく空間をつくっていきたいですね。


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