カテゴリー 日常の中で感じたこと
木の家・自然な家で、あなたの暮らしを楽しみませんか?
東京・多摩エリアの「つくり家工務店」です。
今日はまた杉並の現場へ戻りました。
この家のおじいちゃんが今日はデイサービスで一日不在。
このタイミングでおじいちゃんの部屋のクロスを仕上げてしまいます。
そして、私も夕べ急遽依頼のあった追加工事を、仕上げてしまわなければいけません。
今日中に仕上げないとノーチャンスになってしまいます。
気合いをいれて始めますが、この猛烈な暑さです。
普通ならへこたれているところです。
しかし、今日はそれどころじゃないので、汗だく、ホコリまみれでがんばりました。
昼休みもそこそこに、なんとか夕方までにはノルマはクリアです。
今回はなんとか間に合ったので良かったのですが、内容によっては終わらないことも出てくるでしょう。
来週以降の予定も決まってるので、延期も難しくなります。
追加工事自体はありがたいことなんですが、完工寸前となると…
そもそも、私のヒアリングが甘かったのではないか?と反省しなければなりません。
私の方から最初に提案するべきだったのではないか?
決定権のある方が、なかなか現場を見に来れない状況があったのはあるのですが。
もう少しマメに、状況写真等を送るなどしたら良かったとか、今思えばやれることはあったなぁと思います。
リフォームでは着工前に十分ヒアリングをして、お客さんの希望、不満、不安などを聞き取ります。
同時に、お客さんの志向や嗜好、思考(3しこう)を聞き出そうとします。
お客さんの本当の希望が別のところに隠れているかもしれないからです。
この3しこうは、一見、工事には関係なさそうに思われるかもしれませんが、
今後、お客さんがどうやって暮らしていきたいかを決める重要な要素だと思います。
時間をかけてやってきてるのですが、まだまだですね。
3しこうの行き着くところは、結局、頭や心の中で無意識になされているもので、感覚みたいなものかもしれません。
それは人によって違いますが、人に言いたくなかったり、そもそも、言語化するのが難しいかもしれません。
私がそれを理解することも感覚的なものかもしれず、的外れなものになってしまう可能性もあります。
しかし、それを続けることで、ひとつでもお客さんに、本当に役立つものを提供できればいいなぁと思ってます。
工事が終わって、お客さんに後悔のないようにする。
それを意識しながら、お客さんとのコミュニケーションを深めていきます。
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