自然素材のぬくもりと、
自分らしさが響き合う家

東京多摩エリアであなたの暮らしを豊かにする、本物の家づくり
株式会社 つくり家・工務店
この家を建てた理由。
便利さよりも、豊かさを。
数値だけの高性能や、
流行の形への「違和感」から始まった、
大工の自邸づくり。

大工として30年、多くの家を建ててきました。
近年の家づくりを見ていて、ずっと小さな違和感を抱えていたんです。
「Ua値が○○だから良い家」「流行りの大空間だから開放的」。
そんな風に、数字のスペックや見た目の派手さだけで家が語られることが増えました。
「家づくりって、もっとシンプルで、
もっと住む人の体感に寄り添うものであるべきじゃないの」
私が本当にしたかったのは、自然に近い環境で、自然体でリラックスして過ごす暮らし。
だからこそ、一般常識の枠を一度全部外して、
大工として「本気で良いと思えるもの」だけで
実験的な自邸(モデルハウス)を建てることにしたんです。
画一的なカタログには載っていない、丁寧な手仕事と暮らしの最適解をここに込めました。
「ここに住みたい」をつくる

珊瑚壁 湿気を調節し、臭いも吸着する壁材


空気の清々しさ
足に触れる感覚
暮らしに合う収納
湿気を調節し、臭いも吸着する壁材
さらっと心地よい空気がいつもある
無垢床は、冬でもヒヤッとしにくい
木の香りが落ち着く
必要なものが納まり、
使い勝手がいいからストレスがない






広さじゃなくて、メリハリ。
土地の条件と構造の安定を突き詰めた「シンプルな箱」

私たちの家は、出っ張りも引っ込みも一切ない徹底的な箱型です。
玄関すら引っ込まず、ひさしが一枚板のように出てるだけ。
道路側(北側)は「裏側」として潔く割り切り、その分、東側を最高にカッコいいプロポーションに仕上げました。
外壁に採用したのは。私たちが自信をもっておすすめする
「ファサードラタン」(杉板のすのこ張り)
10年、20年と経つにつれて
シルバーグレーへと美しく変化する。
そんな「経年美化」を楽しめる
自慢の看板外壁です。

究極のシンプルさと、気のぬくもりを纏う外壁
シンプルにすることで建築コストを抑え、将来的に傷みにくく長持ちする、高いコストパフォーマンスを実現しました。
この家の最大の特徴は「2階リビング」。
北側道路という土地の条件を活かし、一番光が入る2階を家族が集まる開放的な空間にしました。
1階に子供たちの個室など間仕切りを集中させることで、建物全体の重心が下に下がり、
構造的にもどっしりと安定した強い家になります。


最高級な材料を使わなくても、気の利いたものは作れる。
大工の経験と、住まい手の感性が試された「素材の最適化」
無垢材
珊瑚壁




部屋ごとに西南桜やパインなど
4つの床材を採用
それぞれの違いを表情として楽しむ
「経年美化」のための選択
高気密高断熱
妻の希望のサンゴ由来の塗り壁。
調湿はもちろん、
お料理(魚など)の匂いも吸い取る
驚きの消臭力でした。
オリジナル造作
夏も冬もエアコン1台で
家全体が気持ちいい空気になること。
それを追求した結果が、
最高レベルの断熱性能です。
(Ua値0.3,C値0.1)
キッチンや洗面台は、
作業動線や使い勝手に合わせた
オリジナルデザイン
随所に遊び心も取り入れて。
実験的な「すのこ天井」


自然素材を使うことは、私たちが一番大切にしていることです。
しかし、ただ高価な木材を並べればいいわけではありません。
この家では、中途半端に残っていた在庫なども含めて、部屋ごとに
「西南桜」「ナラ材」「パイン材」「ハードメープル」と
4種類の無垢床を使い分けました。
色味はバラバラですが、本物の無垢材だからこそ不思議と全体がなじみ、
それぞれの表情の違いを楽しめる空間になっています。
壁には、調湿・消臭効果に優れた「サンゴ壁」を初めて採用。
他の部屋には、私たちが普段から愛用している紙クロス
(オガファーザー)の在庫を余すことなく使い切りました。
そして天井は、規格外の下地材を活用して
全面を「すのこ天井」にするという大胆な実験を行いました。
節があろうとなかろうと、それを「自然の木」として受け入れる。
素材の本質を追求すれば、予算をかけずとも
圧倒的な迫力と意図しない美しさが生まれるのです。
実際に暮らして感じたこと
考え抜いて建てた家でも、
実際に生活が始まると
「ここは想定と違ったな」と
いう部分が、正直あります。



意外だったこと
調湿・消臭効果に優れた「サンゴ壁」は2階のLDKに初めて採用したのですが、キッチンで調理した焼き魚の臭いがまったくしないことに驚きました。
これは、実際に暮らしてみないとわからないことでした。
逆に、「サンゴ壁」にしなかった場所の臭いが気になるほど。
階段室に臭いがこもって感じるというおまけ付きでした。
良かったこと
大工の私が、自邸で絶対に妥協したくなかったのが「断熱・気密・換気」の三本柱です。
この家では、冬は1階の床下エアコン1台、夏は2階のエアコン1台だけで家全体の温度・湿度を完全にコントロールしています。
実際に暮らしてみると、その威力は想像をはるかに超えるものでした。温度も湿度も、家の中にストレスがないことが、これほど身体に優しいのかと私自身がいちばん驚いています。
このシステムを突き詰めるために、着工を2か月遅らせたのですが、その甲斐あって、本当に納得のいく空気環境を手に入れることができました。
気密測定も国内でもトップクラスの数値【C値0.1(超高気密)】
を出すことができ、この換気システムをしっかり担保してくれています。



これから育って行く部分
玄関の断熱性能を上げるため、たたきの段差をあえてなくしたのですが、子供たちが砂や泥を床に上げやすいというのは否めません。
同じく、断熱性能に優れた木製の三重ガラスサッシは、まだ網戸をつけるか決めてません。
換気システムがあり、窓からの景色を阻害する網戸は必要なのか?
これからの生活の中で検証していく予定です。



実験として取り入れた「すのこ天井」は、想定以上に2階の生活音が1階に響きやすく、妻から「内緒話ができないじゃないの」とクレームが入りました(笑)。
防音の対策はとっていたのですが、ここはさらに改善していくところです。
私たちはこうした想定外やデメリットを一切隠しません。
それらすべてが、
「じゃあ、どうやって対策するか」「どう改善するか」という、
リアルな教訓と経験値につながるからです。
1階の紙クロスの壁と2階のサンゴ壁による消臭力の違いなど、
ぜひ現場で体感してみてください。












