高気密高断熱で、豊かな暮らしを楽しみませんか?
東京・多摩エリアの「つくり家工務店」です。
セミナーに参加してきました。
6月の続きです。
先日、税理士さんから、「けっこう勉強しているんですね」と言われました。
私なんかは全然少ない方だと思います。
行くだけでは意味がないわけで、お客さんにいかに有益なものを提供できるか、常に知識や情報を取り入れていく必要があるとは、考えています。
温熱、耐震ときて、次は空調です。
高性能な家がつくられるようになりましたが、空気環境が良くなければ、快適とは言えません。
差し当たり、エアコンの選定、設定などは最初に取り組まなければなりません。
気温は同じでも、湿度が違うと快適さは全然変わる。
頭ではわかるのですが、実際にはピンときてないところがありました。
そんな話をわかりやすく説明してくれたのが今回の講師の森 こうすけさん。
わかりやすいと言っても、そもそも、この空調のお話、難しいです。
ついていくのに必死でした。
空気線図というもので、気温、湿度、水の関係が絶妙に構築されているのがわかります。
結露のしくみがこのグラフでわかります。
ビールの入ったグラスが汗をかいてるのは、このルールに従って出現しているんです。
先日、ついに買ってしまった空調服も、ただファンが回っているから涼しいのではなく、汗をかいて、蒸発していく時に発生する気化熱によって下がる温度に風が当たるから涼しく感じるんですよね。
当たり前に感じていた気温、湿度に関する様々な現象。
今まであまり気にしてこなかった自然の摂理を、改めて驚きと共に受け止めています。
冬の窓ガラスが結露すること。
電気機器が熱を発生すること。
人体ももちろん熱を発生します。
暖房器具が熱と共に水を発生するものもあります。
これらが複雑に絡み合って家の中の空気環境をつくっています。
これが高気密高断熱の家ならば、より慎重に検討していかなければなりません。
結露やカビを発生しやすい環境にもなりやすいからです。
快適な環境をつくるというのはとても難しいんです。
さらに立ち悪いことに、人それぞれ快適な環境って違うんです。
エアコンの温度設定で家族の中でケンカになったりしませんか?
家族の中ですら暑い寒いって出てくるのに、赤の他人同志だったらなおさらですよね。
なので、正解というのはないのかもしれません。
平均を取るのか、設定を考慮していくのか、話し合って決めていく部分も必要になってきますね。
経験値も大事なんだと思います。
思ったより奥が深い領域だと感じました。
そのためにも基礎をしっかり習得しておこうと思います。
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