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初体験から得られるもの

  • 執筆者の写真: Kawabe Fumi
    Kawabe Fumi
  • 7月20日
  • 読了時間: 2分
初体験コンシェルジュ

先日、初めて都庁に出向きました。


それだけでもなにか身が引き締まる思いだったのですが…



初体験ってどんなことでも緊張しますよね。


できることなら逃げ出したくなる時もあるかもしれません。


皆さんはどうやってそのような状況をクリアしているのでしょうか?



今回はひょんなことから、都が立ち上げた新しい事業にお手伝いをするという立場になってしまいました。


概略などはなんとなく予習してきたつもりですが、まだふわっとしていて、それでいてあまり得意ではない「しゃべり」を駆使しなければならないので、不安で緊張してました。


この日の主な仕事内容は、特設ブースに座り、一般の方々からの断熱改修や補助金の使い方などの質問をいただき、説明していくというもの。


マニュアルに近いものはありますが、それ通りにいくわけないんです。


聞きたいことなんて人それぞれ千差万別。


都の事業に沿って話すので、自由に何でも話せるわけでもないのも難しい。


微妙な立ち位置にいる自分にも初めて気づきました。


そして、お客さんの役に立つ、喜んでもらうのが、自分の仕事なんだなぁと改めて感じました。



自分の立場では管轄が違ったりして、わからず、答えられないこともありました。


内容によっては、別の部署に話を振ってくださいという事務局の説明もありました。



普段の私のお客さんに対しては、できるだけ「答えられない」はないように努力するので、なんとなくもどかしさを感じました。


これが組織の中で仕事することなんだなと初めて感じました。


初めての体験は、良いことも悪いことも含めて気づきをもらえる。

最近の自分はお客さんに喜んでもらうような仕事をしているのだろうか?


役立っているのだろうか?


自分を振り返って、改めるところは改めていかないとですね。



この仕事の大事な部分を理解した私は、その後なんとか役目をこなし、一組のお客様を次の段階へ導くこともできました。



一方で、なんかいいのかなぁ〜と感じることも。



最近の都は、(国も)補助金をやたら出します。


もちろん、有効活用させてもらってますけど、何かに踊らされているような感じがしてスッキリしないのです。


今回のこの事業も無理やり絞り出してきた感が否めず、上手くいくのかなぁって、少々不安を感じています。


私はやれることをやるだけですが、誰かのお役に立つ気持ちは忘れずにいきたいです。


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