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  • 執筆者の写真Kawabe Fumi

連休中に床下断熱をしてみませんか?




おはようございます。


巷はGW真っ盛りですが粛々と働いております。


緊急事態宣言のおかげで家でじっとしてられる方も多いかと思いますが、この機会に家の様々な点検をしてみるのも良いかもしれません。


体力勝負にはなりますがプロじゃなくてもできるDIYで頑張ってみてはいかがでしょう。


今日は”床下断熱は思ったより簡単!”


を話してみたいと思います。


今、施工しているお宅も築30~40年経っているのですが残念ながら床下には断熱材が入ってません。


この時代を過ぎると少なからず断熱材が入っていることが多いのですが。。。


やはり床下に断熱材が入っていないと冬はしんしんと冷えます。


電気カーペットなどでしのいでる方も多いかと思いますが、元から変えていくのが一番。


床下収納庫を外せば床下に簡単に潜れます。


基礎は基本的に点検が出来るように全て繋がっています。


作業的にはかなりハードなんですが、床の下地、根太と根太の間に隙間なく発泡スチロール系の断熱材を挟み込ませることによって断熱できます。


基礎がベタ基礎ならそんなに汚れなくて済むのですが布基礎の場合は泥だらけになる悲劇が待っていますが。。。


そんな時は、まず始めにポリエチレンの防湿シートを地面に全面敷いてしまいましょう。


施工後もそのまま放置しても地面からの湿気の立ち上がりも防いでくれるはずです。



発泡スチロール系の断熱材は断熱性能によって様々なレベルがあります。


基本的には厚さに比例して性能が上がります。


ホームセンターなどではスタイロフォームなどが一番いいのかもしれません。


根太の高さが大概4センチ5ミリ前後なのでそのくらいの厚みの断熱材を選ぶのが良いです。


土台や大引きとの間にすべりこませることができるからです。


性能的には少し物足りないのですが、フェノールフォーム系なら45ミリでも十分な性能があります。


根太の間隔が一定ではないので合わせて切らなければならない作業があるのですが、最大限の断熱性能を発揮するために、手間を惜しまずがんばりましょう。


隙間ができたら発泡ウレタンフォームを充填します。


断熱材の下に透湿防水シートを貼って気密と湿気対策するのもアリです。


断熱材の性能を最大限に引き出すのは気密です。


隙間をなるべくなくしましょう。


最後に冬に入る頃になったら基礎の立ち上がりのところどころにある通気口をこの断熱材を切って塞いでしまうのがいいです。


冷気の流入を減らすことができます。


ただ春になったり、湿気の有無を確認しながら外してくださいね。


いかがですか?


断熱材の採寸、切断、搬入の手間、上を向いての作業、匍匐前進。


大変な部分もありますが技術的にはそんなに難しいことはないと思います。


暖かい家作りを体感してみてください。


今度の冬が格段に暖かくなるのを期待しましょう!



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