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執筆者の写真Kawabe Fumi

店舗工事に必要とされていること


高気密高断熱で、豊かな暮らしを楽しみませんか?

東京・多摩エリアの「つくり家工務店」です。



店舗工事の打ち合わせ

昨日は近所のモールへ。


ショッピングではなく打ち合わせです。


店舗工事を請け負いました。


わが社としては唯一のB to Bのお付き合いをさせていただいてる会社さんの仕事となります。


今回は残念ながら退去のための原状回復工事となります。


こちらの店舗はモール内での移転2回と合わせると3回目の工事。


新しいものを作り上げていくわけではないので、テンションが上がるというものではないのですが、最後きっちりとした仕事で引渡したいですね。


こちらの会社さんとは、まだ私が下請けの仕事をしていたころからのお付き合いなので、12~13年にはなるでしょうか?


お土産屋さんの内装を受け持つことで年に数回呼んでもらってます。


私が古民家再生に携わっていた経験から古民家風に内装を仕上げていくことを要求されたというのが始まりです。


社長がディテールにかなりこだわる方で、私もおもしろがって古民家を再現する造作を提案したものです。


ただ、店舗工事では当たり前だとは思いますが、色の表現に関してはかなり苦労しました。


塗装に関するいい勉強にはなりましたが。



私自身、店舗工事に関しては、正直言って、そこまでやりたいことではありません。


今回のようにいつ店を畳むかもわからず、定期的にリニューアルすることもあるでしょう。


そうすると、耐久性や強度といった部分はあまり要求されず、いかにお金をかけずに見た目を引き立たせることができるかといったところが必要とされます。



しかし私は、長持ちする造作であったり、時間をかけて味が出てくる仕事。


〜風ではなく本物をつくりたいんです。


そういう意味では、私のビジョンに気づかせてくれたのかもしれません。


ただ、この社長が建築や私の仕事にリスペクトしてくれてること、いい意味で楽しませてもらっていることが、長年お付き合いさせてもらっている理由です。


過去には草津に泊まり込みでお土産屋さんをつくりにいきました。


伊香保や伊豆長岡にも行きました。


仕事なので温泉地を楽しむようなことはないですが。


来年も観光地での予定があるようですが、私は行きたくないと駄々をこねています(苦笑)。



打ち合わせも早々に終わり、社長が「コーヒーでも」というのでスタバへ。


いろんな話をしました。


私と同年代ということもあって、気が合うと感じてもらってるのでしょうか。


ビジネスのいろんな経験、考え方、生き方。


すごく上手くいってるように思われる中でも、苦労や悩み。


そして、建築の話。


いやぁ、いい話を聞かせてもらいました。


夢中になって話を聞いていたら、男ふたりで3時間ぐらい居座って話していたでしょうか??


スタバの店員に変な人たちと思われていたかもしれません。


私の悩みや苦労など屁だなぁと思いました(笑)。


あきらめない。


頼らない覚悟。


こんな言葉が印象的でした。


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