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  • 執筆者の写真Kawabe Fumi

ガラス交換リフォームで家の将来を考える


高気密高断熱で、豊かな暮らしを楽しみませんか?

東京・多摩エリアの「つくり家工務店」です。



割れたガラス ガラス交換リフォーム


今日は、お客さん宅へ。


先日ガラスが割れたので確認に来たお宅なんですが、見積を出してもらったら、結構目の玉飛び出るような価格。


11年ほど経つのですが、ゼロが一個増えたような値上がりの仕方。


シングルガラスからペアガラスのアタッチメントにして交換したもの。


かと言って、現在使われているようなサッシ、ガラスに比べると、だいぶ断熱性能は劣ってしまいます。


コスパを考えると違う方法もありかなと思いました。


コストも上がってしまうので、あくまでも選択肢の一つです。


余計なお世話と言われてしまうかもしれませんが、未来への投資ということでお話させてもらいました。



簡単ではありますが、今回のガラス交換リフォーム、3つほど方法があります。


①既存と同じペアガラスのアタッチメント


②割れたガラスはシングルガラスにして、その開口部に内窓を取り付ける。


③既存サッシを撤去し、新規に高性能サッシを取り付ける。



①→②→③と進むにしたがって、コストは上がってしまいます。


周りの状況も考慮しなければならず、同様のサッシが取り付けられてることを考えると、ここだけ性能を良くしても意味がないのではないかと思うのも当然です。


ただ、それでは永久に家の性能は変わりません。


少しずつでもいいからアップデートしていくのがいいのではないかと考えるのが私の考え。


確かに、今回より良いものに交換しても断熱性能を実感できるかと言ったら、難しいでしょう。


全体が断熱でくるまれて気密等が良くなって、初めて効果を発揮するものだからです。


しかし、始めなければ、快適さというゴールにたどり着くこともありません。


今後、電気代が爆上がりすることも容易に想定できます。


エアコンの稼働率を抑えるためにも高気密高断熱は有効です。


20年、30年と長い目で家を見た時、どうありたいかと考えておく必要があります。


次世代にしっかり残していきたいと考えるならば、アップデートしておきたいですよね。


現状維持ですら、コストはかかってしまいます。



例えば、今出てきたエアコン。


「20年経っても壊れないよ」と自慢する人がいます。


でも、消費電力が今の機種と比べると雲泥の差だよと言いたくなります。


つまり、現状維持と思ってもそうはならないのが今後なのです。



単なる割れたガラスの交換は、考え方ひとつで、今後の住まい方が大きく変わってしまうことになります。


家のビジョンを決め、今後の家との関わり方を方向づけできれば、いい判断ができるのではないでしょうか?


正解はないので、自分で決めたことが正解になると思います。



いずれにしても、私は3つのリフォーム方法について見積をつくって、判断材料としてもらいます。


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