大工が自邸兼モデルハウスの家づくりに込めた想い
- Kawabe Fumi
- 1 日前
- 読了時間: 2分

自邸兼モデルハウスに住み始めて1か月が過ぎました。
ようやく生活も軌道に乗ってきたところです。
仕事も初心に帰り、コツコツとすすめていきます。
久々のブログも初心に戻って振り返ってみたいと思います。
若い頃、ユーコン川をカヌーで旅したときに感じた「心の豊かさ」は、今の僕の家づくりの
原点です。
自然と向き合う旅の中で、ありのままに生きる気持ち良さを知り、その感覚を暮らしの中
でも味わえないだろうか?と思うようになりました。
職人としては30年ほどの経験を積み、カナダや信州でログハウスや寺社建築の修行を重
ね、現在は“丈夫で長持ちする木の家”をつくることを大切にしています。
そんな僕が家族のために建てたのが、自邸兼モデルハウスです。流行や価格に左右されず、
「自分たちが本当に心地よく暮らせる家」を形にしたいと思ってました。
杉板の外壁や珊瑚壁に包まれた室内は自然素材ならではの空気感に満ち、断熱・気密・換気
のバランスを整えることで四季を通じて快適に過ごせる工夫を施しました。
性能とデザインのどちらも諦めない姿勢は、見学に来る方々にも共感してもらえると思って
います。

間取りで一番こだわったのは、二階をリビングにしたこと。
北側道路・南側には住宅という敷地条件では、どうしても一階の日当たりが悪くなります。
そこで思い切って個室は一階に集め、光が入る二階を家族の集まる場所にしました。
構造的にも1階に間仕切りが増え、柱が多くなるので、重心が下がって安定します。
素材や造作にも自分らしさを込めました。
床は西南桜、ナラ、パイン、ハードメープルの四種類を部屋ごとに使い分け、色合いの違いを楽しめるようにしました。
壁には初挑戦の珊瑚壁を採用し、自然素材ならではの調湿性を体感できる空間に仕上げています。
さらに、キッチンや洗面台、テレビ台などの造作はすべて自作し、引き出しや棚の細部まで「使いやすさ」と「遊び心」を詰め込みました。

この家づくりを通じて改めて思うのは、「家は住む人の暮らし、人生を支えるもの」だということです。
主人公は住む人なのです。
これからも自然体で自由に暮らせる家を追求しながら、皆さんの理想の暮らしに
寄り添っていきます。





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