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  • 執筆者の写真Kawabe Fumi

木の家に住む人はオイル仕上げぐらいにとどめておきましょう。

こんばんは。


今日は座って事務仕事をしていただけなのに腰をやりそうになってしまいました(泣)


年明け早々情けない限りです。。。


まあくよくよもしていられません、張り切っていきましょう。



今日は、木の性質を充分堪能しましょう!です。



建築用材として使われる木はたくさんあります。


国内の木でも檜、マツ、杉、けやき、さくら、なら、たも、


あげればきりがないですね。


洋材だとベイマツ、パイン、


高級材のチークやウォルナット


デッキによく使われるハードウッドと呼ばれるグループの木も。



相対的にはマツ系が多いんですね。


ひのきなんてのは最たるモノですがとにかく加工しやすいんです。


硬すぎず柔らかすぎず程よい硬さがいいんです。


我々大工からしてみたら加工時間も全然違うし、刃物の寿命も変わってきます。


使う体力すら違ってきます。


生産量も多いですからコストも安くなってきますよね。


油っけもあるので寿命もある。


逆にやにがよく出て困る場合もありますが。




そしたら杉や米杉、キリのように柔らかい木の方が良いのではと思うかもしれませんが、


加工が案外厄介なんですよ。


切るだけならいいんですが、のみやかんなはうまく切れていかないんです。


よほど刃物を鋭角に切らすように仕上げておかないとぐちゃぐちゃになってしまうんです。


さらに、傷がつきやすい、曲がりやすい、強度がとりにくいなど割と欠点が多いんですよね。



かたや、硬い木は加工がしにくいので職人からは敬遠されがち。


高級材は硬い木が多いですね。


じっくり密度の濃い年輪で木を形作っていくので味のある表情が出やすいんでしょうかね?


ここまでは完璧につくる側の都合に沿った木たちです。


コストも考える必要はあるのですが、そればかりになってしまうとつまらなくなってしまいますよね。



今度は使う人の側に立って見てみましょう。



硬い木は基本がしっかりしてます。密度が濃いので狂いにくいです。


扱いは厄介ですが家具など

精度が要求されるところで確かな仕事になってますね。


目も美しい木が多いので楽しませてくれます。



一方で杉などの柔らかい木は傷がつきやすい。


床などにつかわれることがあるのですが、結構傷ができちゃって大変。


逆にメリットは足触りが柔らかで無垢板のやさしい感触を実感できること。



そして、もう一つぜひ木を堪能してもらいたいことがあるのですが、


それは、、、



匂いです。


木を使用するときはぜひオイル仕上げくらいにして木の匂いをぜひ味わってもらいたいです。


ペンキや膜を形成してしまう塗装はやめましょう。



ひのきのの匂いイイですよね。


品があります。


私はヒバの匂いが好きです。


ヒバには防虫効果もあるとか。



レッドシダーも独特の匂い。


木の癒やしの匂いを存分に味わってください。



木にはそれぞれ違った性質が備わってます。


それをよく理解した上でいろんな木を楽しんでください。







































































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