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  • 執筆者の写真Kawabe Fumi

棚板のセッティング方法を考えます

こんばんは。


一週間が早い。


今日もいろいろ勉強してます。


やるべきことがどんどん増えて追っついてません(苦笑)


この歳になって勉強することがこんなに大事なのかと痛感する日々なのですが。。。


遅すぎ~って言われそうですが、



いいんです!(笑)



なにかを始めるのに遅すぎるなんてないから~って秦基博の歌が私の唯一の支えです(知らないか?)(苦笑)



先日、棚のことをお話しました。


どんな棚の配置にしようか?


どのくらいのスペースをとるのか?


工務店さんとコミュニケーションとって決めていきましょう!と話しました。


ただ、話をしていこうにも知識や技術的なことがまるでなかったらちょっと一方通行になってしまうかもしれませんね。


私の説明もこれでは言いっぱなしですね。


すみません。


そこで今日は補足として棚板に関してちょこっと豆知識を。



まず、どんな板を使いましょうか?



私は大体2種類の板を使ってます。


ランバー材と集成材です。


さすがに飾りの棚板でもない限り無垢板は使いません。


8割方の場合、コストをかけたくないところだとおもうので、この2種類が妥当と思って使ってます。


いずれも樹種によっては単価が上がってしまうのでラワンランバーかパイン集成材が多くなります。


少し目につくところで使うなら集成材でしょうか?


単価はランバーのほうが安いのですが選択の決めてはそれだけではないんですよ。



棚の奥行きが重要


ランバーのサイズは3×6板、畳1畳。  約90センチ×180センチ。


集成材は基本長さが4m、巾が50センチか60センチ。


これらの材料をそつなく使える奥行きにして設計しましょう。



たとえば棚の奥行きを45センチにしたらランバーだったら二つ割りにして板を加工できますよね。


集成材でも比較的無駄を少なくすることができる奥行きになります。



これを奥行きを65センチにしたらどうでしょう?


集成材は使えませんね。


ランバーでも無駄な材料が残ってしまいます。


このあたりを考慮して板の種類や奥行きを決めていきましょう。



もう一つ重要なポイントがあります。


棚板の長さ、つまりどのくらいのスパンをとって棚板を受けていくかということ。


板の厚さが関わってくるのです。


板厚があればあるほどたわみにくくなるわけです。


スパンの長さが90センチというのが分かれ目になってくるでしょうか。


集成材だと通常ですと25ミリ厚で良いかと思いますが、スパンの長さが90センチを越えてくるようだと30ミリ厚にしたほうがいいかも。


ランバーだと20ミリ厚を使うか24ミリ厚を使うかの分かれ目も同様になってきます。


もちろん収納するものによっても影響があるのでそのあたりのバランスも考えましょう。


裏技として力木といって板が垂れてしまうのを防ぐため別の板を棚板の側に貼る方法もあります。


こんなことをちょっと知ってるだけで棚の取付け方法のアイデアが膨らむのではないでしょうか。


見た目にも強度的にもばっちりの棚板にしていきましょう。












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