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  • 執筆者の写真Kawabe Fumi

気配りの出来る人がつくる足場はコストパフォーマンス最高!

こんばんは!


年明けから暇さえあればやっていた助成金制度の申請書類がようやく仕上がりました。


図面をいくつも書き、対象になるかどうかの検証、半端なくハードでした。(泣)


また、国と都の同じような制度の助成金制度の併用なので大混乱。


国では対象になるけど都ではならない。


逆もしかり。


お客様に少しでも助けになるように工事内容も工夫するなど考えていくとどんどん迷宮入りしていく思いでした。


それでも合わせて65万くらいにはなりそうなので、それなりに苦労しなきゃお金はいただけないよなぁと感じています。



今日は別にリフォームのための足場設置のための打ち合わせ。


2階にエアコンを設置するための足場です。


ちなみにALC鉄骨造4階建てビルです。(ALCとは軽量気泡コンクリートという外壁材。旭化成ヘーベルハウスではヘーベルと呼んでますね)


隣家とは1mほどしかありません。


1面だけしか必要ないのも逆に厄介。


足場というものは一般的に家をぐるぐるっと囲んで建てるので安定します。


一面となるとひかえ(筋交い)をとったり駆体にアンカーを打ったりして固定することになります。


しかしALCはあまり固定に対して強くないので鉄骨下地を探して留めていくことになります。


そのあたりも足場屋さんにいろんな方法を模索してもらい固定となります。


みなさんも時折ニュースで突風などにより倒壊してしまった足場を見ることがあるかと思いますが、

作業を安全に行うために欠かせない大事なもの。


あんなふうにひしゃげてしまったら人の命もなくすことになるし、建築自体にも大損害でしょう。


安全で確かな仕事をしてもらうためにもしっかり足場を組んでもらいたいと思います。



足場も人によって千差万別の作り方をします。


作業する職人さんが使いやすいって思える足場を作る足場屋さんは決まってたりします。


レゴのように決まった部品を自由に組み立てていくだけなので、どれだけ足場で作業する人の立場になって考えられるか左右します。


私たち職人の戦闘能力を削るのか、省エネにしてくれるかけっこう変わってくるのです。


どんな仕事でもお客様の立場に立って考えられるかというのが大事なんですね~



足場はそれなりにコストのかかるもの。


せっかく建てるのなら同時に出来ることはまとめてやってしまいたいもの。


たとえば、外壁の塗装をやるとなったら雨樋の交換も考えたり、屋根も一緒に交換や塗装という手もありますね。


軒の天井のチェックやひび割れの有無を点検するなど挙げればキリがないですね。


そういう意味では外部のメンテナンスをある程度同じ周期でできると効率いいですよね。


状態がひどくなってから直すそれよりかはちょっと前にメンテナンスしてあげればその素材の寿命は長くなりますからね。


コストパフォーマンスをよくして足場を組んでほしいと思います。



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