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メンテナンス編 自然素材と長く付き合うコツ
階段手すり 「木の家はお手入れが大変そう」という声をよく耳にします。でも実際に暮らしてみると、想像以上にシンプルで、むしろ素材が時とともに美しく変化していく過程を楽しめることが分かりました。 「経年美化」という考え方 無垢材の浅い傷は、時間が経つにつれて周囲と馴染み、艶が増して気にならなくなります。歴史ある木造建築が傷だらけでも美しく見えるのは、木が時間とともに味わいを増していく素材だから。完璧な状態を保とうとするより、変化を受け入れて楽しむ——それが木の家との正しい付き合い方だと実感しています。 メンテナンスはシンプルでいい 無垢の床板 日々の掃除は掃除機や乾拭きで十分です。オイル仕上げの床や柱には、年に1〜2回、自然塗料のオイルを薄く塗るだけで艶と撥水性が保たれます。家族でDIY感覚で取り組めるので、むしろ楽しい時間になります。子どもの落書きや小さなシミは無理に消さず、家族の記録として残しておく方がいい。浅い凹みなら霧吹きで湿らせてアイロンを当てると、元に戻ることもあります。 ヒノキ・スギは白木肌から飴色へ、ナラ材は落ち着いたブラウンがより深
Kawabe Fumi
5月16日読了時間: 2分


断熱・気密が生む心地よさ
壁断熱 グラスウール 数字と実感の両面から、高性能住宅の豊かさを伝えます。 Ua値 0.3 W/m²K C値 0.1 cm²/m² 断熱等級 6.5 (6~7) 気密シート 断熱・気密の基本 断熱とは、熱の移動を壁や屋根・床で抑えることです。冬の寒さを防ぐだけでなく、夏の日射熱や外気熱も遮断し、一年を通じて快適な室温を保つ働きがあります。一方、気密は室内と外をつなぐ無数の隙間を徹底的に塞ぐこと。隙間があると断熱材の性能がいかに高くても、冷気や熱気が侵入し、せっかくの性能が発揮されません。断熱と気密は「セット」で考えることが大切です。 1種熱交換換気 数字が示す意味と暮らしの実感 自邸のUa値(外皮平均熱貫流率)は0.3 W/m²K、気密性能を示すC値は0.1 cm²/m²を達成しています。Ua値は小さいほど熱が逃げにくく、一般的な省エネ基準値(地域により0.87〜0.46)を大きく上回る水準です。C値0.1は"超高気密"と呼ばれる領域で、家全体の隙間を合計してもはがき半枚以下に収まるイメージです。 この数字の恩恵は体感として明確に現れます
Kawabe Fumi
5月12日読了時間: 3分


見学会を終えて|やってみて、わかったこと
見学会 2月に自邸の完成見学会を開催しました。 終わってから少し時間が経ち、ようやく落ち着いて振り返ることができるようになってきたので、正直な気持ちをそのまま書いてみます。 見学会2 ■ 来てくれた人は、約50人 一般のお客様と、大工や設計士などのプロの方が、ほぼ半々。トータルで50人前後に来ていただきました。 自邸を公開するというのは、やはり緊張するものです。「どう見られるんだろう」という気持ちはずっとありました。でも、実際に来てくれた方たちの反応を見ていると、そんな心配はすぐに消えていきました。 見学会3 ■ 「おお」って声が出るのが、嬉しかった 2階のリビングに上がってきた瞬間、みなさん声を出してくれるんです。「おお」って。 説明する前に、まず空間が語る。これは正直、自分でも想像以上の手応えでした。 外壁のファサードラタンも、自然素材も、換気システムも -来てくれた方、特にプロの方たちから「興味深い」「参考になった」という声をたくさんいただきました。 アンケート ■ アンケートが、思った以上に役立った 今回、一般の方とプロの方でアンケートの
Kawabe Fumi
5月7日読了時間: 3分


造作編:手を動かして暮らしを自分事にする
オーダーメイドキッチン 前回までの記事では、自邸兼モデルハウスの理念や間取り、素材についてお伝えしました。第4弾では、自分の手で作り込んだ造作家具と収納に焦点を当てます。既製品を使わず、一つひとつ暮らしに合わせて形にすることで、家そのものが愛おしい存在になりました。「完成した家に住む」のではなく、「暮らしながら家を育てていく」感覚とでも言えばいいでしょうか。その体験を今回はお伝えしたいと思います。 カップボード キッチン収納は、全部引き出しに 自宅のキッチンは吊り棚を減らし、収納をすべて引き出し式にしました。上から見下ろせるので、どこに何があるか一目でわかります。引き出しの台数が増えた分、制作の手間やレール調整に苦労したことも正直あります。それでも、毎日料理をする妻と「ここには調味料を」「ここは包丁とまな板に」と相談しながら決めていった過程が、キッチンを自分たちの場所に育てていく体験でした。使いながら「やっぱりここを変えたい」と思えることも、造作ならではの楽しさです。 洗面台 洗面台も、自分たちのサイズで 洗面台は家族の身長に合わせて高さと奥行き
Kawabe Fumi
5月3日読了時間: 3分


自分でつくった家に暮らし始めてわかったこと|入居2ヶ月のリアルレポート
外壁ファサードラタン 自分でつくった家に引っ越ししてからおよそ2ヶ月が経ちました。 建てている間は「施工者」として家を見ていましたが、住み始めると自分が「施主」になる。この感覚の切り替えが思いのほか大きく、毎日なにかしら新しい発見があります。今回は、良かったこと・想定外だったことを正直にお伝えします。 2階リビングでコーヒーを飲みながら ■ 朝のコーヒーが、なぜか美味しい 大げさに聞こえるかもしれませんが、暮らし方が変わりました。 賃貸に住んでいた頃は、朝起きたらとにかく動く、という感じでした。でも今は、コーヒーを淹れてリビングでひと息ついてから、「さあ今日も始めようか」という気持ちになれる。なんとなくジャズをかけてみたくなるし、テレビをつけなくても不思議と落ち着いている。 自分には似合わないと思っていた「豊かさ」という言葉が、少しだけ身近になった気がしています。 1階個室 ■ 想像以上だったこと:五感で感じる自然素材 リビングの居心地は、想像以上でした。 無垢材の足触り、珊瑚壁の手触り、木のほのかな香り。数字では伝えられない部分が、毎日の暮らし
Kawabe Fumi
4月30日読了時間: 3分


ようやく取得した建設業許可はなんのため?
カテゴリー 会社をつくる 木の家・自然な家で、あなたの暮らしを楽しみませんか? 東京・多摩エリアの「株式会社つくり家・工務店」です。 親方の下から独立し、20年あまり経ちました。 実家が工務店だったわけでもないので一からのスタートでしたが、生活できなくなるようなこともなく、...
Kawabe Fumi
2024年1月1日読了時間: 6分
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